初心者に知っておいてほしいこと

パルクールは誰にでもできる

多くの人々はパルクールはビルからビルへ跳ぶような危険なスポーツであり、運動神経が良くないと出来ないものだと誤解している。映画やCMなどで使用されるパルクールのアクションはパルクールのごく一部にすぎない。また、ビルからビルへのようなアクションに挑戦するのは一部のトップレベルのプレイヤーだけである。パルクールはランニングのように自分のレベルに合わせて行えば、気軽に誰でも楽しめるスポーツである。また、武道のような自己鍛錬の一面やアートのような創造的な部分と様々な要素を併せ持つスポーツであり、カルチャーでもある。

高さはパルクールではない

PK/FRなどの動画で、とても高いところからジャンプしたりする画面をよく見かけます。あのようなジャンプをするには何年ものトレーニングが必要になります。しっかりとした筋肉があって、正しいフォームで着地すること出来ないと、大怪我につながります。ただジャンプするだけなら、度胸があればできます。PK/FRでは安全に着地が出来て、初めて「成功」したといえます。だから、むやみに高さを求めずに、低いところからジャンプの練習をして、ゆっくりと高さを上げていってください。高いところから無謀にジャンプするような度胸試しはPK/FRではありません。

トレーニングの重要性

上手い人たちはしっかりとしたトレーニングをしています。形だけ上手い人の真似をしようとすることは非常に危険です。
しっかりとトレーニングをして、自分の出来ることをゆっくりと確実に増やしてください。始めは誰でも初心者です。あなたが憧れるトレーサー・フリーランナーもそうでした。たゆまぬ努力が彼らをトップレベルへと導いたのです。体格や資質など生まれ持ったものはありますが、トレーニングすることは誰にでも出来ます。

危機意識

PK/FRは安全なスポーツですが、スポーツである以上危険は付き物です。これはサッカーや野球などのスポーツなどにも同じことがいえます。なので、常に「危機意識」を頭の片隅においてください。障害物の確認、通行人の有無など怪我や事故の可能性は見えないところに潜んでいます。常に安全確認をする習慣を身につけましょう。また、自分の体の調子はよく把握し、調子の悪いときは体を動かすことはやめましょう。誰かが怪我をすることでそのスポットが使えなくなったり、多くの人に迷惑がかかります。怪我、事故はどんなに注意しても起こりますが、だからといって、無謀に遊びまわるのは間違っています。常に「危機意識」を持ちましょう。

スポットの見方

スポットは作るものです。障害物がなくても、イメージで障害物を作ればそこでトレーニングすることができます。しかし、慣れてないとスポットの見方は分かりません。良いスポットを作る上でのポイントを紹介しましょう。

点ではなく線で見る

一つの障害物ばかり見ていると、自分の動きが小さくなってしまいます。そうでななく障害物と障害物を繋げて線で見るようにすると、二つ以上の障害物を同時に見ることができます。やり方としては自分のいる地点から目線を遠く向けて、その場所から自分がいる場所にどんな障害物があるか確認します。コースを意識しましょう。

人の目を借りる

自分一人だけの見方では限界があります。他人は自分が思いつかないようなコースや障害物の使い方をいとも簡単にやってしまいます。同じ場所を見ていても、どこを意識するかは人間によって違います。