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PKTKインタビュー - NaGaRe

PKTKインタビュー

関東定期オフ会など精力的に活動するノーポジションさん、MADONNAの「Jump」のPVに出演したKenGさん、とてもパワーのあるお二人にパルクールについてアレコレ聞いてみました。(2006年10月)

まずは自己紹介からお願いします

ノーポジションさん(以下ノーポジさん)「ノーポジションといいます。住んでる場所は神奈川です。パルクールをするときは近くの公園や東京の町田というところでやってます。関東定期オフではみなとみらいや東京・新宿などでやってます」

KenGさん「KenGです。住んでるところは神奈川っすね。練習は一人だと恥ずかしいので、毎週の定期オフで仲間と一緒にやってます」

パルクールを始めたキッカケは?

ノーポジさん「二年前にダビット・ベルの『Street Climbing』っていう動画を見たんですね。最初は何をしているのか分からなくて、サンドバックとか叩いていたから、格闘技の人がやる トレーニングかなにかと思ってました。そのとき、階段を一気に駆け上ったり、色々なところに飛び移ったり、ジムの中でバク宙している人たちがいるんだなぁーと驚きました。けど、凄いなと思うだけで、自分には無理だと思ってました。でも、それはバク宙など動作が無理であって、それ以外の跳んだり走ったりする動作でも充分パルクールが出来ると今では思っています。動画を見たときはパルクールって言葉を知らなくて、それを日本でやる人もいるとは思いませんでした。

Street Climbing
http://www.youtube.com/watch?v=jOWao9FpoeA

パルクールを知ったのは、Yahoo!のニュースにフランスでパルクールをやる人の紹介記事があって、それを読んだときにパルクールとあの動画が繋がって、検索サイトでステマ(ステップマーク)さんのサイトを見つけて、そこで技の名前とか色々勉強して、今に至ります。あと、自分はヤマカシも見たことないし、『世界丸見え』で紹介されたことも知らないんです。でも、元々パルクールみたいなことを実生活でやっていました。例えば、自分の歩いている方向にフェンスがあって、飛び越えられそうなら、そのまま跳んでました。もともと自分の中にそういうものがあったんだと思います」

KenGさん「俺は映画のヤマカシは知ってたんだけど、それは映画の中だけのことって思ってて、実際にそれがスポーツとしてあると思わなかったんだ。たまたまダビットの『Street Climbing』を見て、あっこんなのがあるんだと思って、そこでネットで色々と調べてステマとかPK BOXを見つけて、そこからパルクールをやり始めるようになりました」

パルクールの魅力は?

ノーポジさん「僕は小学生の頃に友達と一緒に意味なくマンションで登ったり、飛び降りたりして、俺はここ跳べたぜ!お前はできる?みたいな感じに競い合ってたのが凄い楽しかったんですね。大きくなるにつれて、そういうことはだんだんやらなくなって、中学・高校は野球とか色々なスポーツをやるようになりました。そのとき、何か物足りない感じがして、なんか違うなーと感じてました。たぶん、それは子供の頃に味わった充実感がなかったからだと思います。そういう充実感って大きくなって大人になったらもう味わえないことだと思ってました。ところがパルクールを知って大人になっても子供のときみたいに動けるし、それ以上の凄い動きができることが凄い魅力ですね」

KenGさん「地元(九州)でずっと一人やっていて、仲間が欲しかったんだよね。こっち(東京)に来て、パルクールの仲間が出来てその仲間とやるのが凄く楽しくて、そういうのも魅力の一つだし。他にも高いところ跳べるとか、人の動きを越えた感じで、人間にもこういう動きが出来るんだっていう魅力もあるね」

日本のパルクールについて思うことは?

ノーポジさん「自分はパルクールを知って半年くらいしかたってないので、それ以前のことは全然知らないんですね。JPKAとか自分が始めるずっと前から活動していた人たちのことも、話だけしか聞いてないから、あんまりよく知らないんです。そんな僕だからいまのパルクールをどう思うかと言われてもピンとこなくて、でもこれからどうなって欲しいかという考えはあります。それはもっとパルクールがメディアに出て認知されて、既存のスポーツで満足できない人にパルクールを知ってもらいたい。もう少し有名になってブームじゃないけど世間的に認められるようになって、一人の個人として街中で飛び交う人たちを見たいんですよね。だから、そうなるためにはいまの日本のレベルアップも必要だし、仲間を作って互いに刺激し合って長続きするような環境を作る必要があると思います。なので、そういう環境やつながりを持つためにも関東定期オフ(PK DAY)というのを続けていこうと思います。

あと、パルクールが世間に広まるのは何年かかかると思います。世間に認知され出した頃に活躍できるのが今の中高生の人たちなんです。自分は24歳でKenGさんも26歳なんで、パルクールが世間的に認知された頃っていうのは、やってると思うんですけど、体力的にキツイものがあるでしょう。いまの中高生が大人になってもパルクールを続けるというのは、いまの時点でやっているというのはちょっと意味合いが違うと思うんですね。仕事とか受験で止めちゃう人もいるだろうし、それでもパルクールをやろうって思う中高生がいれば、自分たちが見えなかった世界や凄いパルクールをしてくれると思います。」

マドンナの「Jump」PVに出演して思ったことは?

KenGさん「MADONNAのPVに参加したっていう実感はあんまりないんだけど、プロのトレイサーと一緒にパルクールして感じたのは表現力が違う。走るだけでも凄いカッコいい、表情も全然違うし、動き一つ一つに表現力が入っている。あと自己主張が強かった。自分はこれができる、俺のパルクールはこれだ。みたいなのを持っている。だから、日本のトレイサーにはもっと自信を持って、自分を表現して欲しい。走るだけでもカッコいいから、個人の表現力って大事だと思う。自分はこの技ができくてもこっちの技はできるから、その技を伸ばそうみたいな。短所は良い方向に使って、長所は伸ばすみたいな風にするといいと思う。それと撮影の風景を見れて良かったかな。カメラに映される感じを味わえたのがうれしかった。あと、セバスチャンはやさしかった」

ノーポジさん「これからも関東・関西だけじゃなくて、色々なところで一緒にパルクールしたいね」

KenGさん「うん。みんなでやると凄い楽しいよな。だから、俺はいま楽しくてしょうがない」

ノーポジさん「KenGさんみたいに一人でやってる人って全国にいると思うから、そういう人たちに会いたい」

KenGさん「自分のレベルも上げたいって気持ちもあるんだけど、仲間とやればその思いは強くなるね」

ノーポジさん「自分のレベルが上がれば仲間のレベルも上がるよね。そういう相乗効果がおもしろい」

KenGさん「一人でやっても見る人もいないし、やっぱ仲間がいると楽しいよ」